こどもの新型コロナウイルス感染症
新型コロナウイルス感染症は、2019年12月頃、中国の武漢に始まりパンデミックを起こしました。
中国から報告されたデータなどから、「小児では感染しにくい」と当初考えられていました。
その後、世界中から感染データが提示され、我が国のみならず世界でも、小児は感染例が少なく、軽症例が多いと報告されています。
現状、こどもの感染数は少ないです。流行拡大によって成人が感染し、家庭に持ち込まれて、その後学校・保育施設に広がっている状況です。しかし、学校・保育施設でのクラスター発生は今でも決して多くありません。
家庭での長時間にわたる濃厚接触では感染が広がっていますが、感染対策を行っている施設内では、小児のクラスターは発生しにくいようです。