花粉症がひどい
2月の最後の週から、花粉が大量に飛散しています。いわきの花粉飛散量は毎年全国のトップクラスです。一般に目薬も内服薬も有効です。今年は大量の花粉が飛散しているため、薬物療法の効果が弱く、目の充血やまぶたの発赤が強くなったり、鼻汁・鼻閉で夜間寝むれない児が多く来院しています。
対策の一番は、花粉との接触を減らすことです。花粉症用メガネやぴったりマスクの利用、登下校時の車送迎、強風時には最小限の窓換気、学校・幼稚園で外での体育・遊びの制限、保育所での散歩中止などが考えられます。それでも症状がひどい場合、学校・保育園・幼稚園を休み自宅室内で過ごすと一両日で改善してくるでしょう。
今シーズン症状がつらい児には、舌下免疫療法を勧めています。