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新型コロナ感染、峠を越えて

オミクロンBa5株の新型コロナウイルス感染症、7月初め東京の流行で始まり、いわきでは7月後半から患者数が増加し、8月桁違いの大流行になりました。お盆前後にピークを迎え、8月後半ピーク時の半分程度の患者数に減少し、9月ゆっくり減少しています。ヒトの移動により、接触により感染が拡大したことは間違いありません。
当院の状況では、こどもたちの主な症状は発熱が1~2日間、特に高熱を出し倦怠感が強かったようです。一部の児では高熱のため熱性けいれんを起こしていました。小学生ではのどの痛みと咳(咳払い様)です。肺炎を懸念する強い咳や喘息症状の悪化した児は殆どいませんでした。デルタ株は肺炎を起こすタイプでしたが、オミクロン株は咽頭炎のタイプと推測します。
感染の発端は周囲の大人、主に保護者の感染から始まり、その後同胞のこどもへ拡大している感染伝搬が目立ちました。夏休み以降も学校や保育所での感染拡大は目立たたず、感染対策は一定の効果を示していると考えます。

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